首都圏模試センターの偏差値は46~51です。
同校は、卒業生の約75%の生徒が女子美術大学に進学します。
他大学に進学する生徒も、ほとんどは美術系・芸術系です。
しかし、中学受験で美術の試験をおこなっていません。もちろん、受験のために、絵の勉強は必要ありません。
小さい頃から描き方のテクニックを学ぶことを良しとしない方針のようです。
入試科目の組み合わせは、以下の通りです。
「自己表現」入試も、絵を描くのではなく、与えられたテーマについて文章を作成します(60分で450字以上)。
国語的な作文のテクニックより、発想・思考・判断・表現・構成などが重視されます。
どの入試でも「面接」が必ず実施されます。一人3分程度と短いです。
2020年の試験日程(予定)は、以下の通りです。
2/1午前 | 「2,4科目」 |
---|---|
2/2午後 | 「自己表現」 |
2/3午前 | 「2科目」 |
首都圏の女子中学としては、試験の回数は少ないです。
2019年入試の倍率と合格者数は以下のようになりました。
試験科目 | 合格者数 | 実質倍率 | |
---|---|---|---|
2/1午前 | 2,4科目 | 119名 | 2.0倍 |
2/2午後 | 自己表現 | 13名 | 7.8倍 |
2/3午前 | 2科目 | 12名 | 8.9倍 |
2/1試験の2科・4科の人数配分は、両方の実質倍率が同じくらいになるように、当日決めるそうです。
配点は以下の通りです。
なお、2020年入試では、理解・社会は2教科合わせて100点(50分)に変更されます。
専門性の高い学校なので、試験回数は少ないせいはありますが、倍率は高いです。
教科 |
時間 配点 |
出題傾向 |
---|---|---|
算数 |
50分 100点 |
大問1では、計算問題と、各単元からの小問が出題されます。
大問2以降の応用問題では、規則性、速さ、体積などがよく出題されます。 グラフや作図で解答する問題も出ます。
難易度は基本的な問題中心です。 ただし、上のように、グラフや作図など、他校では見かける機会が少ない出題もあるので、過去問などで対策しておきたいです。 |
国語 |
50分 100点 |
大問が3題です。 長文読解は、物語が1題出されます。
解答形式は、短い記述が多いです。
他校に比べて、知識問題の割合が高いです。語句・表現・文法などの基本知識をしっかり固めたいです。 |
理科 |
50分 100点 |
大問が4~5題くらい出ます。
各分野からバランスよく出題され、実験・観察をテーマにした問題がよく出です。 苦手単元を作りたくないです。
解答形式は、記号選択・説明記述・並び替え・計算・作図など多彩です。
求められる知識は基本レベルですが、思考力を問われる出題があります。 |
社会 |
大問が5題出されます。
地理、歴史、公民の融合問題が出されます。 時事問題が毎年出題されます。
解答形式は、記号選択が中心です。
融合問題に対応できるよう、知識を自由に取り出せるよう演習しておきたいです。 |
理科と社会は、2020年の入試で試験時間が短縮されるため(各30分⇒合わせて50分)、出題数や出題形式が少し変わるかもしれません。
入試問題の難易度は、4科目とも標準的です。基本知識をしっかり身に付けることで、合格レべルに到達可能です。
加えて、解答形式にところどころ特徴があるので、それの対策をすれば、合格はさらに近づきます。
ただし、2/1午前の入試で合格を決めないと、リベンジが難しいです。
当日多少緊張しても乗り切れるように、合格ギリギリではなく、余裕を持って試験に臨める学力を養いたいです。
そのための、最短距離の勉強法を、ご提案いたします。
気軽にアップスクールにお問い合わせください。
レベル |
基礎~中堅 |
対 象 | 小学生 |
期 間 |
入学試験終了月まで |
実施曜日 |
曜日、時間帯等はご相談の上、決めさせていただきます。 |
クラス編成 |
●個別指導(1回80分) ※曜日、時間帯等につきましては、ご相談の上、決めさせていただきます。 |
目 的 |
受験 |
科 目 |
算数 国語 理科 社会 |
授業形態 |
個別 |
実施時間 |
- |
教材 |
◆主に使用している教材◆ |