首都圏模試センターの偏差値は42~46です。
標準的な授業がおこなわれる本科クラスと、英語重視のグローバルクラスに分かれています。
和洋九段女子中の試験パターンは、他校より多いです。
いろいろなタイプの生徒を受け入れようという狙いでしょう。
これだけあります。
どの試験で最も力を発揮できそうか、過去問をもとに判断しましょう。
また、試験の回数も、他校より多く設定されています。
2020年の試験日程は、下のようになっています。
2/1午前 | 「算・国」「 算・国・理・社」「思考力」「英語」 |
---|---|
2/1午後 | 「算・国」「算・国・理・社」「英語コミュニケーション」「適性検査型」 |
2/2午前 | 「算・国」「算・国・理・社」「英語コミュニケーション」「PBL型」 |
2/3午後 特待選抜 |
「算・国」「算・国・理・社」 |
2/5午前 | 「適性検査型」「英語コミュニケーション」 |
2/10午前 | 「思考力」 |
2018年入試の合格者数・倍率は以下のようになりました。
実質倍率 | |
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2/1午前 | 1.1倍 |
2/1午後 | 1.1倍 |
2/2午前 | 1.2倍 |
2/3午前 | 1.3倍 |
本科クラス、グローバルクラスを区別していません。
また、4科受験、2科受験を区別していません。
教科 |
時間 配点 |
出題傾向 |
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算数 |
50分 100点 |
大問は5題です。実際の問題数は20問前後です。
大問1と2は、計算問題または一行問題です。 大問3以降は応用問題です。規則性、速さ、面積を求める問題などが、よく出題されます。
だいたいは、解答のみ記入します。ときどき、途中式も解答用紙に記入させる出題があります。
大問1と2は全問正解できるように、勉強を進めたいです。 |
国語 |
50分 100点 |
大問数は6題前後です。
長文読解1題と、他に漢字や熟語など語句の知識問題が出題されます。
長文読解は、物語文か論説文がよく出題されます。どちらにも対応できるように準備したいです。 要旨や心情の読み取り・指示語・接続語など内容理解の問いの他に、語句の意味を問う設問もあります。
記号選択や抜き出して答える設問がほとんどですが、記述も出題されます。 自分自身の考えを記述する問題も過去に何度か出題されています。要領よく考えを記述する練習も必要です。 |
理科 |
40分 各50点 |
大問数は3題で、問題数は全部で17問前後です。
各分野からまんべんなく出題されます。基本の範囲ですが、計算が必要な問題も出されます。
記号選択で答える問題がほとんどですが、語句の記述や短文記述の出題もあります。
さまざまな分野から出題されますが、基本的な知識でほとんど対応できます。 |
社会 |
大問4題で、問題数は20問前後です。
大問は、地理、歴史、公民、時事問題から、それぞれ1題ずつです。
資料や図表を読み取って答える問題が、よく出題されています。
記号選択が大半ですが、漢字で答える問題も出題されます。
なお、記号選択問題では、「あやまっているもの」を答える問題がよく出されます。 慣れておきたいです。 |
和洋九段女子中は、試験形式が多いです。
併願なら「算・国」「算・国・理・社」になる可能性が高いですが、第一志望だと迷いそうです。
過去問を研究して、少しでも有利な試験を選択したいです。
小学校のテストよりは高い学力を求められますが、中学受験用の教材を一冊まるまる仕上げる必要なありません。
受験用教材の、基礎の単元に絞って、地力を養いたいです。
ところで、
和洋九段女子中で求められる基礎知識が、どの程度の知識なのか、おわかりでしょうか?
不安をお感じでしたら、気軽にアップスクールにお問い合わせください。