首都圏模試センターの偏差値は43~49です。
試験科目の組み合わせは、以下の通りです。
「アサーティブ入試」は、思考力・表現力を問う筆記試験と、グループディスカッションからなっています。
試験は2/1~2/4に実施されますが、「4科」入試は2/1午前のみです。
「英語表現力」「日本語表現力」「アサーティブ入試」は、どれも2/2午前のみです
それ以外はすべて「2科」です。
女子聖学院中が第一志望なら、2科(国語・算数)の受験対策をしておきたいです。
2019年の試験日程は、以下の通りでした。
2/1午前 | 「2科」または「4科」 |
---|---|
2/1午後 | 「2科」 |
2/2午前 | 「英語表現力」「日本語表現力」「アサーティブ入試」 |
2/2午後 | 「2科」 |
2/3午後 | 「2科」 |
2/4午後 | 「2科」 |
2019年入試の倍率と合格最低点は以下のようになりました。
試験科目 | 実質倍率 |
合格 最低点 |
|
---|---|---|---|
2/1午前 | 2科 | 2.2倍 | 136 |
2/1午前 | 4科 | 1.5倍 | 185 |
2/1午後 | 2科 | 2.0倍 | 144 |
2/2午前 | 英語表現力 | 1.0倍 | 84 |
2/2午前 | 国語表現力 | 1.2倍 | 77 |
2/2午前 | アサーティブ入試 | 1.0倍 | 65 |
2/2午後 | 2科 | 1.4倍 | 124 |
2/3午後 | 2科 | 1.7倍 | 120 |
2/4午後 | 2科 | 2.1倍 | 121 |
2科は200点満点、4科は300点満点です。
その他は100点満点です。
2科、4科は、悪くとも7割くらいの得点力を養いたいです。
教科 |
時間 配点 |
出題傾向 |
---|---|---|
算数 |
50分 100点 |
大問が5つ出題されます。
大問1は計算問題、大問2は数の問題を中心とした短い応用問題、大問3がいろいろな単元からの短い応用問題です。 そして、大問4、5が応用問題です。
前半の計算力を問われる問題のウエイトが高いです。基本レベルの問題なので、確実に得点したいです。
応用問題は図形の出題が多いです。また、旅人算や規則性なども、解く出題されます。 計算式や考え方も解答させられるので、練習しておかないと、対応できないかもしれません。 |
国語 |
50分 100点 |
大問が3つ出題されます。
漢字・語句・文法など知識中心の大問が1題、物語の読解が1題、説明文の読解が1題です。
問題の難度は基本レベルです。ただし、知識問題の量が多く、幅広い知識が問われます。
また、いろんなタイプの設問があり、考える力を試されます。知識を使いこなす演習も欠かせません。
解答形式は、選択・抜き出し式が中心です。
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理科 |
60分 100点 |
大問が4~5つ出ます。 生物、地学、化学、物理の分野別の大問と、分野を横断する小問の塊が出題されます。
実験・観察を通して、知識を問うたり、計算させる問題が多いです。グラフを描かせる出題もあります。
基本が身についていれば対応できますが、知識を使いこなす練習は必要です。 |
社会 |
大問が4~5つ出ます。
地理、歴史、公民の3分野からまんべんなく出題されます。 ただ、公民がやや薄いです。
難易度は標準レベルですが、問題量は多めです。
基礎知識を速く・正確に取り出せるようにしたいです。
解答形式は、選択式と短い記述中心です。漢字での記述を指定する設問もあります。
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難易度としては、基本~標準レベルです。ただし、全体的に問題量は多いです。
また、型通りの設問ではなく、知識の定着度合いを試すような出題が散見されます。
知識をしっかり定着させて、迷わないで正確に取り出せるように、そして自在に使いこなせるように、演習を重ねたいです。
ところで、基本~標準レベルの知識を、自在に使いこなすための演習教材を見つけるのは、意外と難しいです。
応用問題の教材には、かなり幅があります。
そして、市販のものは難しすぎる問題を含んでいるものが多く、合格力を高めることにつながらないばかりか、自信を喪失させる恐れがあります。
中堅校にふさわしい応用力を身に付けたい受験生は、アップスクールに気軽にご相談ください。