解説を読んで理解できる力

アップスクールは個別指導塾なので、生徒一人一人の学力や理解度に合わせて授業を進めます。

 

個別指導はきめ細かい対応が強みですが、授業中生徒を突き放すこともあります。

初めて学習するときにはわかりやすく説明しますが、演習で不正解だったときには、できるだけ講師が解説するのではなく、生徒自身が解説を読んで解決するように仕向けます。

 

これ、けっこう大事なんです。

なぜなら、問題集の解説を見て、自力で解決できなければ、もう一度解き直しても、正解できないからです。

だって、解説や答えを見ても解決できないくらい、理解できていないわけですから。

 

そういうときは、新しく習った単元ではなく、昔に習った単元のどれかが、致命的に理解できていないことが多いです。

どの単元かを探って、重点的に復習しなければなりません。

 

このように、生徒自身に解説を読んで考えさせることで、理解の深さをチェックできます。

 

もし、初めから講師が解説すると、講師は良かれと思って、生徒が「わかった」と言いうように説明してしまいます。

その結果、分かっていないに、分かったことになると危険です。

 

実際の授業では、生徒の学力や性格などに合わせて柔軟にやりますが、自分で解説を読んで解決できるように導くことを心がけています。